ウホッ!!

昨晩思わぬ事件が起こりましたヨ!!

〜以下回想〜

PM 10:32

寝ている最中突然公衆電話から携帯に電話がかかってきた。

「もしもし?」(あー、眠いんだから早く切れよ)

『オレだよトンマロ!!』

誰ですかorz

「いや、どちら様で?」

『オレだって! ほら!!』

誰だ!? ハッ!? もしかしてオレオレ詐欺!?煤i'A`*)

ふふふ……このワスにかけてきたことを後悔させてやるぜ。

「あ、あー! お前か! どうしたんだ? こんな時間に」

『事故ッちゃったんだ! 助けてくれよ!!』

くくく……マニュアル通りな奴め。

ここは我が知謀によってそなたを撃破してやろう。

「おーおー。マジかー!? 大丈夫か?」

『いや、ちっとまずいことになっててさ……お前にちょっと力借りたいんだよ!』

やばい! ものの見事にワスの手のひらの上で物事が進んでる!

今こそHEROになっちゃう時かも!(有頂天

「あー、なんだ!? 俺にできることならするぞ!」

『わるい、金かしてくんないか?』

キタ――――(*゚∀゚*)――――!!

完璧オレオレ詐欺です!

お父さん! ついにワスみたいな貧ちゃんにもきたよ!

でもな、ワスはそんな簡単にカモにされる子じゃないダスよ!

「オーケージョニー。いくらだ? 十万か? 百万か?」

「違うって! 何と勘違いしてるんだか知らんけど電車代貸してくんない?」

な、なんだtt

今だかつて電車賃を要求したオレオレ詐欺があっただろうか?

否! ない!!

しかも電車賃ということで警戒心を薄める作戦か!



とか考えながらも

「なぁ、悪い。名前いいか?」

『ハァ? ××だよ! 高校の頃同クラだったじゃんよ!』

うわ、たしかにいた。

言うなれば……DQN。

ん? でもおかしい。

俺、電番なんか渡してないぞ?

「なぁ、電番なんてなんで知って」

電話、切れる。

どうやら弾切れみたいだ。

さてと、寝るk

激しく鳴り響くFace of Fact

ええい、寝かせてくれって!

あばら痛いんだから。

「もしもし?」

『お前が変なこと言ってるから切れちまったろ!! マジ頼むよ!!』

何をですか(;´д`)

「いや、話が見えてこないんよ」

『だから! 事故って帰れなくなったから電車代かしてくれよ!!』

「なら順序だてて話しろよ。これじゃあオレオレ詐欺と一緒だぞ?」

『ふざけんな! お前何様だよ!! 俺はホントに困ってるんだぞ!』

「やかましい! それはこっちのセリフだ!! こんな時間にかけてきて、困ってそうだったから話を聞いてたら調子に乗りやがって!」

始めは面白そうだったから対応してたんだけどネ?

『ハァ!? マジ訳ワカンネーし! っつうか電話すんのにもう200円近く使っちまったからもう300円位しか残ってねぇんだからな! 来ねえとマジ殺す よ!?』

ちょw電車代欲しさに殺す気ですか!?

それよりも何よりも

「っつーか200円+300円なら500円だろ? お前今どこら辺にいんの?」

『**の交差点だよ!』

なら……一番近いのは△△駅だな。

「で? お前の地元ドコなのよ?」

『@@』

……@@? △△から@@?

「なぁ。普通に考えてその距離なら500円あれば十分行けるだろ?」

『途中で喉渇いたらどうすんだよ!」

チャリンチャリンと硬貨を投入する音。

(;´∀`)もうなんていうかほほえましい。

「まぁ、電話かけて金使っちゃったのが失敗だな。のんびり帰ればいいんじゃないか?」

『ハァ!? お前xrdctfvgybふんじmこ、l』

通話終了。

そしてその後また電話が鳴った。

表示にはH(友人)の名前が。

「もしもし?」

『あー、トンマロ? 悪い。お前の電番教えちまった』

犯人はお前かorz





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